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観光庁が口コミで広がる人気観光スポットを発掘。SNSの画像や書き込みをAIで分析

 観光庁は、外資系コンサルティング企業「アクセンチュア株式会社」のAIを活用して、国内の隠れた人気観光スポットの発見に乗り出します。

 これは2020年のインバウンド目標である訪日外客数4,000万人に向けて、旅行商品のバリエーションを増やそうとする試みです。

 先日、新元号の「令和」が発表され日本中が盛り上がる中、観光庁はインバウンドマーケティングにおいても新たな施策で事業の活性化を図ります。

SNSの画像や書き込みを分析できるAIで、観光スポットを発掘

 観光庁は、AIを活用することで国内外の観光客が利用する会員制交流サイト(SNS)などの書き込みを分析。観光客の間で注目されているスポットを探し出します。

 主にリサーチするのは、自治体や旅行業者が認知できていないような観光地です。旅行商品として認知されていない場所を特定することで、新たな観光プランを打ち出すことができます。

 過去の事例でも、

  • 富士山と五重塔が美しい「新倉山浅間公園」:山梨県富士吉田市
  • 日本海へ123基の鳥居が連なる「元乃隅神社」:山口県長門市

などはインスタグラムに投稿された画像から、世界中に拡散され訪日客への知名度が高まりました。

 そのため観光庁は、SNSに投稿された画像や書き込みを分析できるアクセンチュアのAIを利用。知名度は低いが、訪れた観光客の目にとまった地域や施設をSNSから抽出しリスト化します。

 さらに、該当スポットが旅行商品に向いているかなどの調査結果をアクセンチュアがまとめ、10月に観光庁のWEBサイトで公開する予定です。

 令和2年(2020年)は、東京オリンピックが開催されるため数多くの訪日客が予想されます。その際に、日本を観光しようと考える外国人客も多く、様々な観光地の需要も増加するはずです。

 施設や地域の観光客が増えすぎると、交通機関が混雑したりと様々なトラブルが発生することもあります。そうした懸念事項を防ぐためにも、新たな観光地の発掘は必要になるのです。

 観光庁は、テレビなどのマスメディアに変わり情報拡散の主流になりつつあるSNSを利用し、観光事業の活性化に努めます。

AI技術を活用したその他のサービスについて詳しく知りたい方は「富士通、AI技術による訪日客向け旅行先提案サービスを開発。1月より実証実験スタート」をご一読ください。

参考:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/190403/mca1904031332009-n1.htm

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