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長野県の平戸城が宿泊施設に改修。政府は「城泊」を推進、インバウンド集客につなげる

 政府は、観光客が城に宿泊する「城泊(しろはく)」を普及するため、地域の取り組みを支援することが分かりました。

 今回その対象となるのが、長崎県平戸市にある平戸城の改修です。政府はこの事業に対して、7000万円の支援を行い地方創生をサポートします。

 そして来夏をめどに実施される平戸城の宿泊施設化を「1番目のモデル」として、城泊を日本各地に普及。訪日客などを呼び込み、観光事業の活性化を図ります。

平戸城の耐震補強や水回りを整備。事業費は1億4000万円にものぼる

 今回の施策である平戸城の改修は、主に宿泊施設としての様々な設備を整えます。

 具体的には、

  • 耐震補強
  • 水回りの整備

などの改修工事です。

 城は、基本的に施設としての面積や規模が大きく、ゆえに事業費は1億4,000万円にものぼります。政府は、その半分の金額である7000万円を「地方創生推進交付金」として援助する予定です。

 平戸城は、江戸時代初期に一度焼却されていますが、1718年に再築城された歴史ある建造物。昭和37年には、模擬天守なども建てられています。

 そして高台にあり平戸の港や市街地を一望できるため、今回の改修で観光施設としての魅力を存分に広められます。

 近年、欧州をはじめとした海外では城や宮殿を活用したホテルに人気が高まっています。日本でも平戸城の城泊をきっかけとして、その勢いに乗る考えです。

 ただ日本にある城の多くは資料館や観光施設として利用されており、見物するものとしての認識が高いです。そのため城泊を普及させて利用用途を広げれば、より多くの集客が期待できます。

 現在、日本に訪れる訪日客数は順調に伸びており、2020年の訪日外客数4000万人に対して、2018年は約3119万人です。しかし訪日旅行消費額に関しては、目標の8兆円に対して2018年は4兆5000億円にとどまっています。

参考:観光庁「2018年(平成30年)の訪日外国人旅行消費額(確報)」http://www.mlit.go.jp/common/001283138.pdf

 そのため政府は、今回行う平戸城の改修を支援し「城泊」を推し進めることで、さらなる旅行消費額アップを目指します。

観光庁が実施する宿泊施設へのインバウンド対応支援について詳しく知りたい方は「観光庁の「宿泊施設インバウンド対応支援事業」とは?内容と申込み方法を解説。」をご一読ください。

参考:https://www.sankei.com/politics/news/190505/plt1905050012-n1.html

[anamedia]

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