尾花沢市でインバウンド対応強化 音声翻訳機10台導入で5ヶ国語に対応

 山形県尾花沢市は銀山温泉を訪れる外国人客に対応するため、小型の音声翻訳機10台を導入しました。導入したのは(株)ログバーが開発した翻訳機「イリー」で、お店と観光客が1台ずつ持ち合うことで、日常的な言葉の変換をタイムリーに実現します。サイズは縦12センチ、横3センチ、厚さ約1センチ、とコンパクトな手のひらサイズなので、手軽に扱うことが可能です。

 日本語で話すと、英語、北京語、韓国語の音声が出力されるほか、英語や北京語で話すと、日本語の音声に変換ができます。観光に特化しているためオフラインでも使うことができ、新たなおもてなしの道具として柔軟に活用することが可能です。

 翻訳機「イリー」は国の東北観光復興交付金約20万円を活用して導入され、銀山温泉に5台、観光物産協会に2台、市役所に3台が配備されています。市によると、音声翻訳機を導入するのは東北の自治体で初めてとのことです。

訪日客の満足度を高めて売上アップを実現する

 尾花沢市では、急増するインバウンドに対応するために、2017年の10月から音声翻訳機の有用性について検証を行ってきました。その結果として「外国人とのコミュニケーション」がスムーズに取れること、「使い勝手の良さ」などが評価され、イリーの導入に至っています。

 ここ数年、訪日客における観光の傾向は「団体」ではなく「個人」単位への変化が顕著です。それに従い「現地の人とのコミュニケーション」が満足度を高める大きな要因の1つになっています。各観光地や自治体では、英会話の学習などを自発的に行っているところもありますが、全員が話せるようになるまでにはかなりの時間が必要です。音声翻訳機を使えば、誰でもすぐにコミュニケーションをとることができるようになり、それにより以下3つの効果が期待できます。

  1. 会話が気軽にできるようになることで、観光体験の満足度が向上する
  2. リピーターや新規インバウンド顧客を獲得できる
  3. 販売促進効果により顧客単価が上がる

 訪日客の満足度を高め、売上アップにつながる効果を持つ音声翻訳機は、今後ますます需要が高まるでしょう。
 

参考:https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180505_53027.html

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