宮城交通が高速バスに車内Wi-Fiを導入、インバウンド客の利便性向上を図る

宮城交通(仙台市)は5月21日、オリジナルの公衆無線LANサービス「MIYAKO Free wi-fi(ミヤコフリーワイファイ)」の提供を一部の高速バス路線で始めました。高速バスの車内でもインターネットを快適に利用できるようにし、訪日外国人旅行者(インバウンド)らの利便性を高めるのが狙いです。

今回車内Wi-Fiを導入した路線は、

  • 石巻・仙台-渋谷・新宿
  • 仙台-名古屋
  • 仙台-京都・大阪

の3路線で、スマートフォンやタブレット端末などの対応機器があれば無料で利用できます。

今後は発着拠点の仙台高速バスセンターや、東北各地や宮城県内の都市間を結ぶすべての高速バス路線へサービスを拡大させ、待ち時間と乗車中に連続してインターネットを利用できる環境を目指すとのことです。

インバウンドにとってもメリットが多い高速バス

これまで、訪日外国人旅行者が長距離区間の移動に使う交通手段は、主に「飛行機」と「新幹線」でしたが、徐々に「高速バス」の利用が増えています。

訪日外国人旅行者にとって高速バスを使うメリットは、

  • 費用が安い
  • 宿泊代が浮く

の2つ。

高速バスは飛行機や新幹線と比べると、費用が安いのが特徴です。都市間を結ぶLCC(格安航空サービス)も普及し始めましたが、高速バスがカバーする路線数には及びません。その上、夜間の長距離移動であればホテルに泊まる必要がなく、宿泊代が浮くメリットもあります。

このような背景から2016年、日本全国59社の高速バス事業者が提携して「JAPAN BUS LINES協議会(JBL協議会)が設立されました。JBL協議会は、訪日外国人向けホームページ「JAPAN BUS LINES」を開設し、国籍を問わずに高速バスを利用できる環境の整備に努めています。その他にも定額で乗り放題の「高速バスフリーパス」や、バス設備に特化したピクトグラム(絵文字)や翻訳ガイドラインについても整備を進める方針です。

訪日外国人旅行者にとって高速バスが、より利用しやすく身近なものになれば、日本を訪問先として選んでもらえる可能性はますます高まります。高速バスを普及させる取り組みは、今後の訪日観光を盛り上げるためにも重要なアクションと言えます。

参考:https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201805/20180522_12006.html

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